2015年10月8日木曜日

「多摩CBネットワーク 中間支援ギャザリング2015」に参加して思ったこと。

「中間支援」っていう言葉を知ったは3ヶ月前。コミュニティビジネスの仕組みをちゃんと理解したのは2ヶ月前。

そんな私が、日本最大のコミュニティビジネスのネットワークである多摩CBさんの「多摩CBネットワーク 中間支援ギャザリング2015」というイベント準備のお手伝いと実際にそのイベントに参加した。(ふるさとプロデューサー研修プログラムのひとつ)

(左から、マイスタイル@の竹内さん、多摩信用金庫の長嶋さん、コワーキングスペースco-ba chofu代表の薩川さん、調布あっとほーむ代表の石原さん、中小機構ビジネススタートアップセンター藤間さん)


そしてこんなことを思った。

・平日午後の開催にも関わらず(なんと)30人ぐらい集まっている。
・老若男女、年齢も性別もけっこうバラバラ。
・みんなプレゼンテーターやパネリストの言葉に、真剣に聞き耳を立てている。
・ワークショップでは率先、積極的参加している。しかも楽しそう。
・ロープレでは、笑いどころ満載。楽しそう。
・イベント後の懇親会、いろんなところで話が盛り上がっている、やっぱり楽しそう。

今の弘前で、こんな内容のイベントをやって、いったいどれぐらい集まるのだろう。全く検討がつかない。でも、たとえ参加者が3人ぐらいだったとしても、開催する意義はあるのかな。大切な一歩になるんだろうなぁ。

なんてことを感じつつ、以下は
イベント当日の様子を時系列に写真で。

まずは、会場セッティング


開場1時間前に、スタッフ・ミーティング。


プレゼンテーターのタイムボードも準備OK。

パネリストのTED風プレゼン

6つのグループに分かれてのワークショップ

そして、懇親会。

色んな島ができてそれぞれ楽しい感じで話してる。この熱は、ブログではなかなか伝えきれないけど、コミュニティビジネスの明日は明るいなぁ・・・と感じたしだい。








谷保のでフィールドワーク@ふるさとプロデューサー育成支援事業 By マイスタイル@

第2クールの6日目は、谷保(国立市)にてフィールドワーク。噂の「やぼろじ」や「コトナハウス」を訪ねた。

谷保駅から車が通れない路地も通って、12時30分ごろやぼろじに到着。さっそく「やまもり食堂」で腹ごしらえ。店内はほぼ満席。日替わり母めし定食1,130円 (+ 生卵 + こだわり納豆)を注文した。
減塩、5分づき米で優しくて素朴なお味。


そのあと、やぼろじの中心人物、和久倫也さんから立ち上げのきっかけや、その後のことについてお話を聞く。


最初に始めた食堂がうまく行かなかったこと、イベントで大音量を出して近所のクレームになったこと、新興宗教と間違えられたこと。とかを苦笑をまじえながら静かにたんたんとお話される。自信はまったく無かったと本人は言うが、この年齢にしてこの落ち着きぶり。存在感たっぷりな雰囲気で、周囲を安心のオーラで包んでいる。


そしてもう一つの目玉、「コトナハウス」。
株式会社N 9.5の篠原靖弘さんにご案内してもらう。


藤原さんは前段、私たち研修生にたいして事細かに色々と質問し、私たちの事を良くわかったうえで、はじめて「コトナハウス」のことについて説明をはじめた。どのような内容で、どのような切り口で、伝えるとより良く伝わるのか。そのあたりを考えながらのことだと思う。コトナハウスの様な新しいモデルについて、お話を聞くまでは正直なところそれまではよくわかっていなかったのだけれど、ようやく腑に落ちました。

コトナハウスについて(N9.5WEBサイトより)
コトナハウスは4人で暮らすシェアハウスです。特徴はまちとシェアする「パブリックコモン」があること。パブリックコモンは、落合さんをはじめ4人の住人とオーナー、そして、まちのこども、おとなとシェアする場です。パブリックコモンは、住人のリビングにもなり、こどもとのつながりの場にもなり、たまには食堂になったり、図書室になったりするかもしれません。まちのこどもたちの声があふれる場にしたいという想いを共有するひとたちで使いあえればと考えています。


2015年10月2日金曜日

「紙が動く、心が動く展」で、心が動いた。

ふるさとプロデューサー育成支援事業、第2クール4日目、
PAPER MOVEMENT紙が動く、心が動く展」(渋谷ヒカリエ)
に行ってきた。

主催している「かみの工作所」(福永紙工株式会社)と企画の萩原修さんは、9年間にわたり多くのデザイナーと平面の紙を立体化することの可能性を追求し、たくさんの商品を世に送り出しています。「おもしろい企画だったらこちらで商品化します。もし売れたらフィーをお支払いします」的なニュアンスで、プロダクトデザイナーに「場」を提供しています。

かみの工作所にとっては一見リスクが高そうにみえる運営方法ですが、プロダクトデザイナーにとっては参加しやすいスタイルなので、次々と新たなデザイナーが名乗りを上げ、良好な循環が起きている様です。





蔦屋重三郎が浮世絵師の写楽や歌麿を、作家の十返舎一九や曲亭馬琴を発見し、その才能を引き出したような、そんなことを連想しました。















2015年10月1日木曜日

岩井秀樹さんの講義@ふるさとプロデューサー研修(のべ13日目)

第2クール3日目、日本国内に「フューチャーセンター」を広めた第一人者、株式会社キュムラス・インスティチュート代表の岩井秀樹さんの講義。


柔らかなトーンで静かに語る姿の中に強い意志と綿密な計画が。開始5分で、すっかり岩井さんのファンになってしまった。

フューチャーセンターとは例えば”地域の10年後のビジョン”のようにロジカル、あるいはトップダウンで決めることが難しいテーマを様々なステークホルダーが率直かつ自分の立場を横に置いて未来思考で話をすることで、みんなで一緒に作り上げていくための①場所(施設)②方法論(対話・デザイン思考)③ファシリテータを備えた仕組のこと。

夜は、岩井さんを囲んでの懇親会。楽しいひと時でした。




2015年9月29日火曜日

第2クールがいよいよ始まった!<11日目>

第2クールがいよいよ始まった。

第1クールで学んだふるさとプロデューサーの「型」を、第2クールでは「壊す」らしい。いったん全部忘れて、平らにして、ゼロから自分の型を作っていく、、、と。

自分の型っていったいどんなカタチなんだろう。自分でもよくわからないけど、まあいいっか。時の流れに身をまかせてみます(笑)


昨夜の風呂上がりは、気温も湿度も風もここち良くて、そしてまた2週間過ごすことになる学園坂商店街(一橋学園)の雰囲気がしっくり馴染んで、幸せな気分に包まれましたとさ。


2015年9月9日水曜日

「型」について個別発表な10日目

第1クール最終日は、それまでに学んだ「ふるさとプロデューサーの型について」と、第2クールまでのアクションプランを、7人の見習いが発表し合った。

「ふるさとプロデューサーって何っ?」って聞かれた時に、短いフレーズで「スラっ♪」と言えるようにと思ったけれど、これがなかなか難しい。

書いては消し、書いては消し。結局発表したのはこれ。(でもまだしっくりこないので、変わる予定)




で、今回の発表はみんなそれぞれ個性があって良かったのだけれど、なかでも一番心が打たれたのは、山形県新庄市からやってきた渡辺くんのプレゼン。
人見知りだけど、とっても熱い男。



壁にどんどんキーワードを貼って、「感謝」という根をはり、みごとに花を咲かせました。最後を締めくくる、とっても素晴らしいプレゼンテーションでした。

そして、最後の最後のまとめ。

萩原修さんが、なんとも心に響く素敵な言葉でふるさとプロデューサーの「型」について、ご自身の考えを披露して下さいました。




「型」を「方」と置き換えて、

1.つどいかた (コミュニティ)
2.つなげかた (ネットワーク)
3.つくりかた (プロダクト)
4.つたえかた (メディア)

ふるさとプロデューサー(の見習い)として、プロジェクトをつくるときはこの4点をつねに心の傍らにおきたいと思います。

2015年9月4日金曜日

ギフトショーでデザインについて学ぶ9日目

やって来ました「ギフトショー秋2015」☆


つらーっと会議棟からの西・東。ゆる~くぶら~っとはしょりながらの150分の回遊。

自分はやっぱり手で作ったモノが好きなんだな、ということを再認識した今日このごろ。






2015年9月3日木曜日

4日目は豪華な二人会

そういえば、ふるさとプロデューサー育成支援事業について説明していませんでしたね。中小企業庁が実施している事業で、コースが2つあって、私が選んだ中期・Bridgeコースにはこんなキャッチコピーがついてる。


で、実際に多摩地区で活躍されている地域プロデューサーの方の現場をみたり、本人にお話を聴くプログラムがあったりするんだけど、なんと4日目は、豪華な二人会でした。



エマリコくにたち代表 

菱沼勇介さん



鈴木幹雄さん 

弘前に居たら、それこそ滅多に聞けない貴重なお話を、それはもう頭パンパンに聞くことが出来ました。

今までお話して下さったゲストスピーカーの方みなさん全員そうなんだけど、Mystyle@こだいらの竹内さんや鴨志田さんや室さんと、とても良い関係を築いている。笑顔が証明している。素晴らしいね。



2015年9月2日水曜日

多摩地区はすごいね@ふるさとプロデューサー育成支援事業

「多摩地域」という概念をつくった人が、このお方。多摩信用金庫長島剛さん。


(勝手な想像です。本人の言葉ではまったくありません。)
信用金庫のそもそもの成り立ちを紐解き、上層部の共感を得て、ソーシャルビジネススピリッツを社内に浸透させ、実践し続ける、スーパーなお方。


我が、マイスタイル@こだいら の竹内さんとの「夫婦漫才」がたまらなく面白い。



午後は、立川市役所にT崎さんを訪ねる。
津崎さんは、「たましん」に出向中に上記の長島さんに相当鍛えられたらしい。


明るくて、爽やかで、しっかりと丁寧に語るプレゼンの姿がかっこいい。
おそらく色んなことが有りながら、ありながら。でも強烈な前進力は止まらない。





2015年8月31日月曜日

心地よいフィールドワークな5日目@ふるさとプロデューサー育成支援事業


自分が楽しくて、近い人達の共感を得て、巡って地域のためにもなる。
こんなことをさらりとやってのけているプロジェクトを2つ体験した。

「お兄さん、お金持ってそうなので、何か買いませんか?」
・・・って、つくし文具店のこども日直(小4男子)さんに、さらっと言われたし。

50過ぎのおじさんをつかまえて、「お兄さん」やら「お金持ち」やら。心揺さぶるトークでの接客が嬉しい(笑)






そして、フィールドワーク2軒めは「国分寺さんち」

国分寺の街にまーるく浮かんだお山にのっかる建物で、地域や暮らしに根ざした仕事をする活動拠点になっている。

運営元の株式会社シュウヘンカ共同代表、吉川友紀子さんから、あれやこれや普通では絶対聞けない、あれやこれやを聞く。


吉川さんのレクチャーは優しくて、OPENで、楽しくて、ほっこりした。ありがとうございました。














2015年8月26日水曜日

2日目、また刺激的だったし@ふるさとプロデューサー育成支援事業


2日目の講師は、株式会社 武蔵野映画社の松江勇武さん。



松江さんのレクチャーはきちんと整理されていて、明快理路整然。われわれ受講生にしっかり伝わるように、事前になんと今日のためにスケッチブックで手書きチャートを制作してくださったみたい。その説明がとってもわかりやすくて、びんびんに伝わったし。本当にありがとうございます。

後半の質疑応答中、ある受講生から出た、答えが出ない(と思われる)難題に対しても、一生懸命に考え、考え、なんとか質問者がちょっとでも参考になるような、楽になるようなコメントを必死にひねり出そうとしている姿に、とっても感銘を受けました。



私・かわむらは、松江勇武さんの人間性に完全に魅了されてしまいました。大好きです(笑)(松江さんは、根っからの「人たらし」だと思ふ。たらされた人、二桁ではないかも)




以下は今回のレクチャーで、私の心に残った「松江勇武 名言集」。

(あくまでも私が感じたニュアンス。一字一句合っている訳ではまったくありません、あしからず)


・キッチンカーでの店舗販売活動には、プロデューサーとしての必要な要素が全て入っている。

・街によってパワーバランスはそれぞれ。街の成り立ちをじっくり読み解き、色んなセクターを因数分解して、キーマンをあぶり出す。プロジェクトを立ち上げる際、キーマンを間違えると事業は進まないし、場合によっては頓挫する。

・下の方から汗をかく。環境浄化活動や奉納には必ず参加するようにしている。

・川崎フロンターレ広報時代に、「とっぴな組み合わせ」という手法を学んだ。


(その後、松江勇武さんのお店 ハモニカ横丁「おふくろ屋台」のペントハウスで打ち上げ。




2015年8月25日火曜日

初日にして刺激的な「ふるさとプロデューサー育成支援事業」 by Mystyle@

こんにちは。
ふるさとプロデューサー見習いのかわむらです。

なんというか、、、
めっちゃ刺激的な1日が終了しました。

記念すべき初日の講師は「萩原修」さん。

萩原さんとは、2週間程前に弘前でお会いして以来の2度目。どうやら、オイラの地元弘前を気に入ってもらってるようで、とっても嬉しい☆

で、萩原さんのレクチャーなんだけど、ズバッと核心をついたり、質疑応答に対して飄々とカワしたり、時にはシャイにはにかんだり。みんなよりちょっと違う別の次元で全体を俯瞰するようなコメントをさらっとつぶやいたり。すごいみているんだけど、脱力してる(笑)

本人曰く、「石橋を叩いて渡らない。」
って言いながら噂によると、即決で物件を押さえたりすることもあるらしい。



すぐにアドバイスすることもあれば、放置(スルー)することもある。

ときには、「仕事はね、お金を払ってするものだよ」
とか宗教的なことを、さらっと言う。

はてさて、そのとらえどころがないことの全部が「ハギワラメソッド!」

いまだなぞ。